(株)サーフテックトランスナショナルは、一般社団法人光融合技術協会との共催で、2023年8月3日(木)16:00~17:30に、フラウンホーファーFEPのDr.Matthias Fahlandによる“フラウンホーファーFEP及び欧州におけるR2R成膜技術とその応用動向(仮題)”に関するオンラインセミナーを開催します。
フラウンホーファーFEPは、プラスチックフィルム、極薄ガラスフォイル、金属フォイルのR2R(ロールツーロール)成膜技術とそれを用いての様々な応用の開発を進めています。今回の講演者はその開発を進めている部門全体の長であるDr. Matthias Fahlandであり、彼は長年FEPの中で大型のR2Rコーターを用いて様々な成膜製品開発を担当してきた人物であり、欧州の中でもR2Rの経験と知識はトップレベルにあります。FEPのみならず、欧州全体のこの分野の開発動向を知る絶好の機会と思われますので、是非ご聴講ください。
以前、本誌にて、次世代電池の開発を進めているドイツ、フラウンホーファーのバッテリーアライアンスのメンバーであるフラウンホーファーFEPの次世代Li電池用ロールツーロール(R2R)式成膜技術全般を紹介した1)が、今回はその後に開発された超高速真空Si&Zn共蒸着(>100nm/s)と後加熱脱Zn処理を組み合わせた彼らが“気相脱合金法”と呼ぶ手法による多孔質Siアノード形成技術2)を紹介する。